絵をみて誰が書いたか答えられる、というだけだと3級はダメですね。
作品に関して問う問題は必ず出るので、作品の情報はまとめて覚えておくのがおすすめ。
- 作者
- 作品名
- 年代
- ジャンル
- 国
この4つを一緒に覚えると問題に正解できる率がアップします。
問題パターン1 作品をみて、作品名を選ぶ
問題:上の絵画の作品名を答えなさい。
あー、これ。
藤田嗣治だよね。有名だよね。
作品名は・・・・・なんだっけ?
あるあるですね。
絵は誰のだかわかる。
でも作品名までは覚えていない。
そうなんです、意外と作品名ってちゃんと覚えてないこと多いんで要注意。
作品名は「カフェにて」
問題パターン2 作品をみてジャンルを選ぶ
問題:上の作品を描いたアンリ・ルソーは何派に属しますか?
アンリ・ルソー。
フランスよね。19世紀あたり。
印象派でもないし、フォーヴィズムでもないし、いったい何?
その作風がどの属性か、というのも抜けがち。
でも、このジャンルの問題は出やすいので覚えておいて損はないです。作品が複数あって、「キュビズム」の作品を選びなさいっていう問題もありますしね。
アンリ・ルソーは「素朴派」
問題パターン3 作品を見て、作者を選ぶ
問題:この作品を描いたのは次の誰か答えなさい。
「河鍋暁斎」「菱川師宣」「鈴木春信」「北尾重政」
この問題は王道ですよね。
作者の名前は覚えるさ、って思うんだけど、本当にちゃんと覚えています?
特に日本画は名前が4文字の漢字が多くてごっちゃになりがち。
西洋画も似た違う名前ってあるので、必ずフルネームで覚えましょう。
答えは「河鍋暁斎」
作品を覚えるには公式テキストの年表が便利
美術検定公式テキストの「みてわかる」のパートは画像付き年表。
作品名・作者のほかに属するジャンルなども掲載されています。
掲載されている情報をセットで覚えましょう。
美術検定3級勉強方法3では、作品を覚えるときのもう1つの検定対策をお伝えします。
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