美術検定3級を受験した感想

美術検定 試験問題 美術検定3級受験関係
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2018年の美術検定3級を受験しました。
受験した感想としては・・・・

思った以上に難しかった

練習問題も解いたし、オンライン直前模試もやって、「まぁなんとかいけんるんじゃね?」って思ってたんだけど、いやー甘かったですね。
あてが外れたというか、出るだろうと思って時間を割いたところが出ずに、ここは軽くと流したところが出ました。

「公式テキストをまんべんなく覚える」

これが合格のポイントかな。
合否の結果は12月下旬に送られてきます。

公式サイトに掲載された解答との答え合わせでは100点満点中72点。
合格ラインは60~70%の正解率とのことなので、ギリギリいけそうな、ダメそうな微妙なところ。

ダメでも来年は2級を受験する予定です。

問題集よりは公式テキスト

美術検定問題集

美術検定の公式テキスト(左)と3級練習問題集(右)

公式テキストは1~3級共通になっています。
つまり、範囲がめっちゃ広い。

それにくらべると練習問題は3級に絞られています。
古代から現代までの西洋・日本の美術史が範囲だから幅広いことには変わりないけど、ボリューム的にはテキストより少な目。

私は美術検定の勉強に会社の昼休みを使っていました。
フルタイムで働く、息子3人をかかえる主婦なので、家で勉強する時間を確保するのはなかなか難しい。
短い時間で効率よく覚えられるよう、問題集メインで学習してたんですよ。

これが失敗。
本番の試験ではテキストにしか掲載されていないことがかなり出ました。

テキストメインで勉強して、定着率を確認するために問題集をやる。
この流れのほうがよさそう。

2級に向けてテキストを読み込みます。

テキストにも問題集にもないことも出題される

じゃぁテキストをやっておけば十分かっていうとそうでもないんですよねぇ。
テキストにも問題集にもない問題がでます。

公式解答でるまえに答え合わせしてて、テキストからも問題集からも正解が見つけられない問題があったんですよ。

美術の理解度をはかる検定だから、作品への知識などが試されるのは当然といえば当然。
でも、1級ならまだしも3級なのに・・・という思いも・・・。

西洋美術史は、テキスト以外の本を読んだり、美術展にいったりして得た知識が役立ちました。
やっぱり、実際に作品に触れて知識の底上げをしておくって大事。

知識ゼロでも準備期間半年~1年で3級はなんとかなる

私は美術は好きで「日曜美術館」とか時間があれば見てました。
でも美術史を学んだことはなく、有名どころの作者の名前と作品がいくつかわかる程度。

美術検定というものがあると知ったのが12月ころ。
テキスト類を購入したのが1月。

実際に勉強を始めたのは2月。
花粉症がひどくて体調不良で春先は勉強もたまにする程度。
6月になってから昼休みに毎日コツコツ取り組み始めました。

なので、実際の勉強期間としては半年強。
しかも1日15分程度。

それでもなんとか合格ラインにかかる点数はとれたので、美術史を学んだ経験がゼロでも準備期間さえちゃんととれば独学でも3級はなんとかなるかなって印象。
一夜漬けとかは無理ですけどね。

範囲広いので、興味のあるかたは早めにテキストを入手して覚え始めるのがおすすめ。
美術史がわかると作品への興味も増すので、美術展に行くのもより楽しくなりますよ。

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