美術検定の公式テキストは1,2,3級共通。
でも、ここが1級、ここが3級というように分類されていません。
つまり、公式テキストで学ぶには3級受験でも1,2級の範囲まで網羅することになります。
範囲が広いってホント大変・・・。
フルタイムで働きながら3級に合格した私の勉強法は「流し読み」×「繰り返し読む」。
広く浅くまんべんなく。
範囲が広いのでこのやり方はなかなか良かったです。
美術検定公式テキストの構成
美術検定公式テキストは↓のような構成になっています。
西洋美術
- 見てわかる
- 読んでわかる
- ポイントでわかる
日本美術
- 見てわかる
- 読んでわかる
- ポイントでわかる
もっと知りたい
見てわかる:年表
読んでわかる:解説
ポイントでわかる:Q&A
もっと知りたい:技法などの解説
まずは「読んでわかる」をリピート
「読んでわかる」は文字量おおくて読み応えあり。
びっしりと文字で解説してあります。
時代背景、作品名、年号などなど。
とてもじゃないけど覚えきれない情報量。
これをとにかく読み進めました。
覚えようすると時間がかかるので、とにかく文字追うかんじ。
でも、繰り返し読んでいるうちになんとなく覚えてくるんですよ。
うろ覚えではあっても、「この人とこの人は同じページだから同じ時代」みたいなかんじで美術史の流れがつかめてくるかんじ。
西洋美術→日本美術→西洋美術→日本美術と順番にリピート。
1か月、会社のお昼休みに読んで4回くらいリピートしました。
「ポイントでわかる」で効率よく覚える
「ポイントでわかる」はQ&A方式。
表などにまとめてあるポイントも多くて読みやすいです。
最初に「読んでわかる」で全体的な流れをつかむ。
次に「ポイントでわかる」を読んで覚える部分をピックアップ。
ってかんじですかね。
「ポイントでわかる」も1か月間、会社の昼休みに繰り返し読みました。
「見てわかる」で作品をチェック
「見てわかる」は作品の画像つきの年表。
作品を覚えるのに便利。
ここは隙間時間にちょいちょい眺めてました。
美術検定公式テキストの中で、見てて一番楽しいパートですね。
画像をみるだけでなく作者、作品名、年代もちゃんと読むのが大事。
「見てわかる」は検定直前に繰り返し目を通し、それまでは気が向いたときにパラパラと眺めるかんじでした。
「読んでわかる」「ポイントでわかる」「読んでわかる」
「読んでわかる」をリピート。
「ポイントでわかる」をリピート。
そのあとは再び「読んでわかる」を2回転。
「ポイントでわかる」で要所要所を抑えてから全体を読むと、記憶に残る部分が増えました。
ノートにまとめたりすると暗記しやすいんだと思うんですけどね。
会社と家事とでそこまでする時間がなく、とにかく時間があるときに読むって方法をとりました。
でも、これで合格したので、それなりに効果はあると思います。
美術検定3級勉強方法2では、作品を覚えるときのポイントをお伝えします。
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