権力の象徴としての宝石。肖像画にも登場 「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界」

美術展巡り
スポンサーリンク

「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界」。
宝飾芸術は美術検定に直接関係ないんだけど、個人的に大好きな分野なのでみてきました。
会期が終了していて今更感はありますが、とてもよかったので紹介しますね。

ショーメとは

1780年にパリで創業後、間もなくナポレオンの皇后ジョゼフィーヌの御用達ジュエラーとなったショーメ。
以来、時の王妃、皇后の装いにはショーメのジュエリーが選ばれてきました。
常にフランスの歴史と共に歩んできたブランド。
それがショーメです。

伝統のスタイルに、パリのエスプリを効かせ、常に創造的で最先端のデザインを作り出してきたショーメ。
そのスタイルは現代にも受け継がれ、今も世界中の人々を魅了しています。

 

権力の象徴としての宝石

ナポレオン1世は戴冠式でショーメのジュエリーを身につけています。
この時代、ジュエリーは単なる装飾ではなく、自分自身のステイタスを高めるためのシンボルとしての役割も強く担っていたんですよね。

Ingres, Napoleon on his Imperial throne
そして当時は肖像画をとおして、その権威を世に知らしめました。
ショーメ展ではショーメを身につけた肖像画も多く飾られていましたよ。

宝石の輝き、装束の素材感。
こうしたものをリアルに、ある意味、本物以上に美しく描いているのが肖像画。
実物の宝石はもちろんですが、こちらも見ごたえがありました。

すごいぞティアラのデザイン

ティアラ
皇后ジョセフィーヌのご用達となって以来、数々の新作ティアラを発表してきたショーメ。
そのデザインモチーフが壁一面に飾られていて圧巻でした。
ティアラだけでこれだけのデザインがあるなんて本当にすごい。

ティアラ
もちろん実物も展示されていましたよ。
豪華で、美しく、気高い。
息をのむような美しさでした。

宝石が美しいのはもちろんだけど、繊細な彫金技術がまた素晴らしい。
ジュエリーを制作するための技術が集結していて、飾られているジュエリーすべてがほんと素敵でした。

ショーメを買っちゃう?

ショーメのジュエリー
ショーメはAmazonでも販売されていて、買うのは簡単。
安くはないので経済的に大丈夫であれば、ですけどね。
良かったら目の保養もかねて、公式サイトやAmazonでショーメの世界に浸ってみてくださいね。

>>ショーメ公式サイトを見る

>>Amazonでショーメを見る

コメント

タイトルとURLをコピーしました