東京富士美術館 常設展「西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで」を見てきました。
東京富士美術館の西洋絵画コレクションを中心に、年代別に展示がしてあります。
各年代ごとの特徴や、同じ時期に活躍した作家がわかるので、美術史の勉強にぴったり。
美術検定受験の前に見ておくと、流れが理解できそうですよ。
メジャーどころも満載で見ごたえあり
展示室1~6に各年代ごとに分かれて約100点が展示されています。
ヴァン・ダイク、ドラクロア、モネ、マネ、モディアーニ、ダリ、ウォーホールなどなど。
有名な作家の作品も多く展示されていて、思った以上に見ごたえがありました。
年代別にこれだけの作家の作品を一度に見られるというのは貴重。
美術史の勉強にはうってつけの美術展です。
スマホで作品の詳細がチェックできる
作品の紹介パネルにQRコードがついています。
これをスマホで読み取れば作品詳細が見られるのでとても便利。
音声ガイドもスマホで聞くことができるので、イヤホン持参がおすすめ。
学芸員による西洋絵画展きまぐれギャラリートーク
展覧会の入場料だけで参加できる「学芸員による西洋絵画展きまぐれギャラリートーク」。
これがかなり良かったです。
「きまぐれ」なので内容はその時々で異なると思うのですが、学芸員さんの豊富な知識の解説を聞くとより絵のことがよくわかります。
私が参加した回は、ルネサンスから印象派の登場までを詳しく解説してくれました。
時代背景と絵画の様式との関係。
作家の特徴、その絵の見てほしいポイントなど。
さらっと見ただけではわからない部分が、理解できてすごくよかったです。
今回の学芸員さんはモネの絵がお好きとのことで、印象派の技法や、今までの様式と違う点などアツく語ってくれました。
絵を鑑賞する際のポイントも教えてくれて、より深く作品に触れられた気がします。
日程があえばぜひ参加してみてくださいね。
学芸員による西洋絵画展きまぐれギャラリートーク
午後2時から1時間程度
会場:東京富士美術館 常設展示室(「西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで」展会場)
料金:無料(ただし、展覧会の入場料金が必要、土曜は中小生無料)
申込:不要
■内容:当館の特色である西洋絵画500年をたどる常設展示「西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで」を学芸員のわかりやすく楽しい展示解説で巡ります。※お時間になりましたら新館・常設展示室(「西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで」展会場)入口にお集まりください。
日程は公式サイトで確認できます→開催予定
常設展も要チェック
美術展というと特別展に目が行きがちだけど、常設展もすばらしいですね。
常設展は空いていてゆっくり見ることができるのも嬉しい。
魅力的な常設展を選んで美術館巡りをするのもよさそうですね。
今回行ったのは東京富士美術館。
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