美術検定ってどんな検定?

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美術検定とは、美術に対する造詣を深め、その知識を活かして「美術の世界を伝える」人を育成するプログラム。
美術の情報という引き出しを多く持ち、作品の観察力を深め、そして美術から得た感動を多くの人に伝えていく…美術と人々、社会をつなぎ、美術でより豊かな人生を送る「成熟した美術鑑賞者」を目指す人のための検定試験です。

毎年11月に検定試験が行われています。(年1回のみ)
4級・3級・2級・1級の4つの級があり、4~2級はだれでも受験可能。
1級は2級合格者のみ受験することができます。

美術検定の主催団体

主催:「美術検定」実行委員会

〒141-8203
東京都品川区上大崎3-1-1 目黒セントラルスクエア5階 (株)美術出版社内
Tel : 03-6809-0318
Fax : 03-5489-1616
Email : info@bijutsukentei.jp

美術検定は民間資格。
「美術検定」実行委員会が主催しています。
(後援:一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン、一般社団法人日本アート評価保存協会、一般社団法人日本美術アカデミー)

美術検定はどんな人が受けているの?

美術の知識や教養を高め、鑑賞力を養いたい方。
美術力を活かして、美術館やアートイベントの活動などに積極的に参加したい方。
美術と社会をつなぐパイオニアを目指す方。
など様々。

美術鑑賞をより楽しみたいという人から、美術にかかわる仕事に就きたい人まで、目的は違っても美術が好きな人が受験しています。

美術検定って難しい?

2016年の合格率
4級 - 91.1%
3級 - 74.4%
2級 - 36.4%
1級 - 14.6%

4級・3級は合格率が高いですが、2級からはぐっと低くなっています。
美術史に関する問題がメインとなりますが、級があがるにつれて時代背景や絵画の技法、美術館の役割など出題範囲が多岐にわたります。

絵画や作者を暗記するだけは合格できないので、難易度は高めといえるでしょう。

美術検定に合格するとどうなる?

美術館のガイドや、美術展の企画をする仕事、美術を楽しむためのイベントの企画など、美術に関する仕事はたくさんあります。
資格をとればこれらの仕事ができるというわけではありませんが、美術にかかわる仕事を目指すのであれば有利になります。

美術館巡りが趣味の人は、作品の時代背景などの知識が増えることで、より深く美術を楽しむことができるようになります。

合格すると美術館の入場料の割引などの特典があるのもうれしいですね。

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