森アーツセンターギャラリーで開催中の「ムーミン展」に行ってきました。
ムーミンの物語が大好き。
子どものころから今に至るまで、本を何度も読み返しています。
フィンランドにある世界で唯一の「ムーミン美術館」からやってきた500点もの作品。
見るとムーミンの世界に引き込まれますよ。
緻密で繊細なペン画
ムーミンの本の中に登場する挿絵の数々。
私はこれらは版画だと思っていたんですけど、すべてペンで描かれています。
細い線を重ねて描かれているのでとても緻密で繊細。
モノクロなのに温かみがあり、ちっとも暗くない。
春のほんわかとした雰囲気や、冬の冷たい張りつめた空気も、ペンだけ表現できるてすごいですよね。
作者トーベ・ヤンソンさんは画家がスタート
作家のイメージが強いトーベ・ヤンソンさんですが、物語を書くよりも早く画家として活躍されています。
ムーミンは物語が登場する前から、オリジナルキャラクターとして、雑誌の挿絵などに登場。
このころの画と、ムーミン連載中と、徐々に変化する画風を見ることができるのもこの展覧会の魅力。
ぜひ本を読んでから見に行ってほしい
ムーミン展では、9つ全ての小説と絵本「ムーミン谷へのふしぎな旅」の原画やスケッチが紹介されています。
物語ごとに展示されているので、小説を読んでから行くとより楽しめますよ。
私は挿絵のシーンの物語が浮かんできて、ムーミンの世界に入り込んだ気分でした。
ムーミン展では、「自由」を愛したヤンソンさんの生涯に触れることもでき、ムーミンは彼女の分身でもあるのだなぁと感じました。
そしてますますムーミンが好きになりましたよ。
ムーミン展の東京での会期は2019年6月16日(日)まで。
ムーミンが大好きな人も、「見たことある」っていう人もぜひぜひ足を運んでみてくださいね。
ムーミン展公式サイトはこちら→https://moomin-art.jp/outline.html
- 会期2019年4月9日(火)~6月16日(日)会期中無休
- 開館時間10:00―20:00
- ※火曜は17:00まで
- ※入館は閉館の30分前まで
- ※平成最後の日・4月30日(火)は20時まで開館時間を延長!
- 会場森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
〒106-6150東京都港区六本木6-10-1
ムーミンの小説
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